Interview 愛犬が繋ぐ、家族の絆

愛犬と、ハッピーで楽しい暮らしを。をテーマに、弊社専務取締役渡邉邦彦(以下専務)が サッカー選手として世界的にご活躍され、引退後の現在は、愛犬家でもお馴染みの小野伸二様、そして、この度、犬とその家族のためのブランド「LAUW(ラウー)」を立ち上げられた小野千恵子様にお話を伺いました。

株式会社コーチョー専務取締役渡邉 邦彦 (以下専務)

小野伸二

小野千恵子

専務

現役を引退された後は、いかがお過ごしですか?

小野伸二

Jリーグと一緒に明治安田さんを筆頭とした、たくさんの企業の皆様から協賛を頂いて、Jリーグ60チームの地域に出向き小学生を対象にしたサッカー教室とサステナトークという気候変動などに踏み込んだ講話を主に活動として行っています。
(小野伸二×Jリーグスマイルフットボールツアー)他には、サッカーを中心としたメディア活動とアンバサダー契約をしている北海道コンサドーレ札幌に関する活動を行っています。

専務

小野さんと言えばサッカーを誰よりも楽しくされている印象が強いですね。
未来の子供たちにとっては、そんな小野さんにサッカーを教えてもらう経験は本当に貴重な経験ですね。
それでは、愛犬の犬種とお名前と年齢を教えてください。

小野伸二

バーニーズマウンテンドッグのラウエ4歳とスタンダードプードルのローム1歳です。

専務

とってもかわいいワンちゃんたちですね。
愛犬との出会いを教えてください。

小野伸二

奥さんたちが初めて出会いましたね。

小野千恵子

色々なところに行ったり来たりすることが多かったので、中々飼えなかったんですが、コロナ禍で家にステイホームする時間が長いということと、子供たちが小さいころから犬を飼いたいという話があったので、ワンちゃんを飼おうかとなってブリーダーさんからお迎えをしました。

専務

ちなみにブリーダーさん(バーニーズマウンテンドッグ)は都内の方ですか?

小野千恵子

千葉の方になります。
ロームは、知り合いから行き場のないスタンダードプードルがいるから引き取ってもらえませんかとお話をいただいて、2匹の自信はなかったんですが他の子の飼い主が決まって1匹だけ残っていて、その子のことを「小野ちゃん」と呼んでいるよと言われて、意を決してお迎えしました。

専務

大型犬を飼いたいというのは昔から決めていたのですか?

小野伸二

奥さんが昔からバーニーズが好きだと言っていて。

小野千恵子

一生のうち1回は飼いたいと思っていた犬種です。
オランダに住んでいたときの近所にすごくいい子がいたので飼うのが夢でした。

専務

出会った時の印象を教えてください。

小野伸二

迎えた時は僕は沖縄のチームに所属していたので会えていないのですが、家に戻って来て初めて会った時は、まだ2か月ぐらいのちっちゃい時だったんですが、すごく可愛くて体の上に乗っけたりしてました。
印象的なのは目がオッドアイだったんですけど、犬を飼ったのが久しぶりだったのもあって離れたくないなと思いました。

専務

出会った時から懐いてましたか?

小野伸二

僕だけに懐いているわけではなくて、家族4人みんなのことが大好きで家族も好きっていう感じです。

専務

愛犬たちの性格を教えてください。

小野伸二

1頭の時から2頭になった時に性格は変わりましたね。

小野千恵子

ラウエは元々怖がりで、他のワンちゃんから逃げる子だったんですけど、もう1頭が来たことによって強くなって他のワンちゃんも平気になったし、お兄さんになりました。

専務

そういうところも人間に近いところを感じますね。

小野千恵子

そうですね。本当に2頭目を迎えて良かったなって思います。

専務

小野さんにとって愛犬はどんな存在ですか?

小野伸二

そうですね、いないとやっぱりさみしいですね。
僕自身、地方に行ったりもするので、家に帰ってきた時に凄い喜んでくれる瞬間とかはたまらないです。

専務

千恵子さんにとって愛犬はどんな存在ですか?

小野千恵子

癒しでしかないですね!
やっぱりいなくてはならない存在です。

専務

ネオシーツを使っていただいているとお聞きしておりますが、使い始めたきっかけは何ですか?

小野千恵子

はい、使っています。
たまたま、マネジャーさんが犬を飼っていたんですが、悲しいことに亡くなってしまって、残っていたものを頂いたのがきっかけです。

専務

そういうきっかけなんですね。
ネオシーツを使った印象や感想はありますか?

小野千恵子

この子達は、大型犬なので出る量もすごいんですよね。
なので薄かったり、吸収率が悪いと踏んで、その濡れた足で部屋の中を歩かれると部屋の中が汚れることがあったんですけど、吸収率がいいので汚れることがなくなったなって思ったのと匂いも気にならなくなりました。

専務

サイズはどのサイズを使用されていますか?

小野千恵子

大型犬なのでスーパーワイドを2枚並べて使ってます。
ちょこちょこ何回かする子と1回でいっぺんに出す子なので大きくないとオシッコをする場所が無いってなってしまうので2枚です。
ちょっと出かけるときは3枚敷いてます。

専務

シーツはそのまま床に置いてますか?

小野千恵子

クッション性のあるマットの上に乗せてます。

専務

富士市にある企業なんですが、小野さんの地元静岡への思いを教えてください。

小野伸二

そうですね、やっぱり生まれ育った場所でもありますし沼津に15年間、清水で3年間過ごしましたが、サッカーをする環境や富士山が毎日見える環境だったり海とか山とかがあって、色んな事にチャレンジできる環境でした。
山は沼津にある愛鷹山に小学生時代はサッカー少年団の監督の趣味で頂上まで登ったり、海で泳いだりと静岡に生まれなければこんな体験は出来なかったと思います。

専務

小野さんのような世界的スーパースターが普通の小学校、中学校を過ごしてきましたがどのような経験が選手として繋がったんですか?

小野伸二

やっぱり運じゃないですかね笑
あとは、自分をサッカーに引き込んでくれた人や応援してくれた人がいたことですかね。
中学校では、学年主任の先生が顧問だったので忙しくて練習に参加することが少なかったこともあり、自分がメニューを考えて練習していたことが非常に良いイマジネーションを生んでくれたりと、型にはまらないような自由な時期があったことが大きかったことだと思います。

専務

小野さんのようなスター選手がどのように生まれたのか気になってしまったので質問をさせていただきました。
ありがとうございます。ここから千恵子さんへの質問になります。
家族の中の愛犬の存在はどういった存在ですか?

小野千恵子

みんなを繋いでいる存在です。
ちょうど子供たちが思春期の時に来たんですが、思春期の時って自分の部屋に籠りがちだったり、スマホばかりで大人と話さないと思うんですけど、うちの子たちはそういうこともなくリビングにいてくれますし、私たちとも話して旅行とかお出かけにも行くので、家族を繋ぐきっかけをくれたと思ってます。

専務

犬とその家族のためのブランドLAWUというブランドを立ち上げられましたが、ブランドLAWUについてお伺いしたいと思います。
ブランドを立ち上げたきっかけを教えてください。

小野千恵子

ラウエを4年前に迎えた時に、日本では保護犬だったりかわいそうなワンちゃんがたくさんいることを知って、自分にも何か出来ないかと思った時に、運よく織シルクの工場を持っている方と知り合って、私の思いに賛同して協力して頂いてブランドを立ち上げることが出来ました。
これからブランドの収益を、もっとたくさん支援できるようにしたいなと思っています。

専務

今ラウエ君がつけているものも商品ですか?

小野千恵子

そうです。
田屋さんという銀座の老舗ネクタイ屋さんが協力してくださってオリジナルの柄の生地を作ってくれてその生地で商品を作っています。

専務

こだわり抜いて作ってらっしゃるんですね。
ブランドを通じて成し遂げたい世界を教えてください。

小野千恵子

入口は保護犬を助けたいという思いから立ち上げましたが、2年間活動してヨーロッパに住んでいた時と今の日本と比べると犬の地位が全く違うことに気づいたので、それを改善していけるような活動に取り組んでいます。
まずは、小さいところからということで、世田谷区の中から犬がいることのメリットを知ってもらう活動をしていけたらいいなと思ってます。

専務

今後展開していきたい商品はありますか?

小野千恵子

今予約販売を始めているのが、べネクスさんというリカバリーウェアを作っている会社とのコラボ商品で犬のためのリカバリーウェアと、毎年販売している夏のクールウェアの商品になります。
大型犬は夏の暑さが本当に厳しくて熱中症になってしまう子が多くて、濡らして絞って着るものもあるんですが、毛があるのでほぼ意味がないんですよね。
なので保冷剤がいっぱい入っていてピッタリ着れる商品になっています。
これからも犬のためになる商品を出していければなと思っています。
かわいいねというだけでなく、生活だったり健康のためになる商品を作って、犬がどこにいても当たり前だよねという社会を作りたいですね。

専務

我々はシーツとか、オムツなどの衛生材料の商品を販売していますが、日本は小型犬が多いので大型犬向けの商品開発をすることが難しいです。ですが最近は大型犬を飼うお客様が増えてきている印象があったりとか、大型犬の介護が大変ということで、大型犬に寄り添った商品を作らなければならないと思っています。

小野千恵子

ありがとうございます。
私は今、世田谷区で犬の防災についての啓発の講演をやらしてもらっていて、色々調べると犬の防災は全然進んでいなくて、能登の地震の際にも犬を飼っている飼い主さんたちがすごい肩身の狭い思いをしたと聞いているので、啓発や準備についてみなさんに伝える活動をもっとしていきたいと思います。
もちろんペットシーツは犬の防災グッズに欠かせないアイテムです!、急になにかあったときにどうしようとならないように、皆さんの愛犬のために準備の大切さを伝えていきます。

専務

私たちは、富士市と包括連携協定を結んでいるので、
今後、一緒に同行避難などの啓発に取り組めると
いいですね。
貴重なお時間を頂きありがとうございました。

撮影=鈴木陽介