Column コラム
岳南電車株式会社 紺野伸之様
社会貢献
株式会社コーチョーは、2025年11月16日に、「ペットを飼っている人、飼っていない人の相互理解によるペット共生都市実現」に向けた、ワンちゃんがオムツを履いた状態で岳南電車に乗車する実証実験として、「遠くへお散歩」というイベントを静岡県富士市にて開催いたしました。
今回は、実証実験イベントにご協力いただいた、岳南電車株式会社の紺野伸之様へお話を伺いました。
岳南電車様といえば、全駅から富士山が望める鉄道であることや、工場夜景を楽しめる列車として広く知られております。

◆ まずは、岳南電車について教えてください。
JR東海道線との接続駅「吉原」から静岡県富士市東部の「岳南江尾」まで9.2kmを結ぶローカル鉄道です。
1949年11月に岳南鉄道として富士市東部の製紙工場などの製品や原材料の輸送を主な目的として鈴川(現:吉原)から吉原本町の間2.7kmが開業しました。その後徐々に東へと線路を延伸し、1953年1月に現在の終点である岳南江尾まで開通しました。2012年に主力であった貨物輸送が廃止されると、一時は路線廃止の危機を迎えましたが、行政や沿線の皆様のご支援により鉄道事業を分社化、2013年4月に岳南電車㈱として再スタートしました。2014年7月に日本夜景遺産に認定、同時に岳南電車の名物企画「夜景電車」の本格運行を開始、日本国内で唯一電車に乗りながら工場夜景が楽しめる列車として現在でも好評を博しています。夜景電車のほか夏季にはビール電車の運行や、実際に当社線内で使用している電車を運転できる「岳南運転体験」など様々なイベントも開催しており、硬い紙の切符「硬券」と相まって昭和レトロの雰囲気がお楽しみいただける鉄道です。

◆ 岳南電車にワンちゃんを乗せて運行する依頼をはじめに聞いた際どのように思いましたか?また、受けていただけた理由を教えてください。
ワンちゃんを飼っていない担当者としては、鳴き声や粗相の心配がありましたが、一般のお客様が乗らない貸切電車での運行であること、また、ワンちゃんにはコーチョー様のペット用オムツをご用意いただけるとのことで、この心配はなくなりお受けいたしました。 最終的には愛犬家である当時の弊社社長のトップダウンもあったかと思います(笑)


◆ 実際に岳南電車へ乗るワンちゃんたちを見ていかがでしたか?
どのワンちゃんもおとなしく、しっかりとマナーを守って乗っていたのには感心しました。個人的にはワンちゃん好きなのですが家では飼えないので、多くのワンちゃんと触れ合え、癒しのひと時を過ごせました。

◆ 将来的にワンちゃんが電車で移動するために解決する必要のある今後の課題はありましたか?
どうしてもワンちゃんが苦手な方、アレルギー体質のお客様もいらっしゃるのでそうしたお客様にいかにご理解いただけるか、またワンちゃんが乗車になる車両・エリアと、ワンちゃんが乗らない車両・エリアのすみ分けをどうするか、お互いに気持ちよく電車をご利用いただける環境づくりが課題と思われます。
◆ 今回は貴重なお時間を頂きありがとうございました。
「遠くへお散歩」のイベントを実施したことで、「ペットを飼っている人、飼っていない人の相互理解によるペット共生都市実現」に向け解決すべき課題がはっきり見えてきました。
日頃から、ペットを飼っている人がマナー意識を向上させることで、ペットを飼っていない人へ理解していただける、ペット共生都市の実現へ近づくと感じております。
今回、インタビューをさせていただいた、岳南電車株式会社様についてはこちらをご覧ください。
また、「ペットを飼っている人、飼っていない人の相互理解によるペット共生都市実現」に向け、このようなイベントを行っていきます。
イベントの情報等は、公式SNSで告知を行いますので是非Instagramをフォローください。


